Keep ON本誌のアナザーストーリーをお届け!

 Keep ON 2016 FEB vol.22 

つらいときに聴くとますます泣けてくる。しかし、次の日にはすっきりとして元気になっている。そんな歌を歌う関義哉が歌ううえでいちばん大事にしていること、ポジティブ思考になれる曲などについてKeep ON本誌では語ってもらった。ここでは、彼が今までエンターテイメントの世界で続けてこられた理由やEYSの楽曲について聞く。本誌記事と合わせてどうぞ!

2016.03.03(Thu.)

アットホームな雰囲気で時間を共有したい!

——自由に楽しめるライブにしたいという。

 そういうゆったりとした、自由でアットホームな雰囲気作りをして、こっちから押しつけるんじゃない、一緒に共有できる時間にしたいなっていうのは、すごいありますね。

——地元京都や近郊での活動が主だと思うんですが、地元でライブをするのと東京でするのと、違いはありますか?

 この前のライブで言うと(10月10日東京、31日京都)、東京と京都であえて違うサポートの人にやってもらったんで、なんか全然違うんですよ。録音したものを聴いても雰囲気やサウンド、グルーヴが違う。構成が変わったのもあるんですが、そういう違いが楽しかったから、お客さん的にもおんなじ曲やけど2種類楽しめたと思います。

——具体的にこういう感じというのはありますか?

 東京のほうがちょっとスマートな感じはありましたね。サポートしてくださる方もちょっとこうシュッとしたスマートな方が多くて。で、関西はどっちかというと、パワフルというか情熱的な感じの方が多かったから、それがサウンドにも出てたんかなーというのはありますね。

——関さんはボイスパーカッションやギターもできて多彩なイメージがあります。ライブ中はどんなことを考えて歌ったり演奏したりしていますか?

 ほんまにずっと考えているのはお客さんを楽しませること。ギターを弾くときは大事なキメを間違わないように、あ、次ここ絶対間違えたらあかん!とか意識しています。あとはやっぱり一体感。僕ら兄弟だからこそ出せるグルーヴとか絶対あると思うんで、サポートの人たちも皆、一体感を意識してます。トーク中も本当に楽しくやってます。

——Keep ON本誌(Vol.22)で、つらいときに聴いてほしいEYSの一曲として「YES I do!!!」を挙げてくださいました。この曲についてもう少し教えてください。

 どんなことでも絶対自分の益になるんだって思いがあって作った曲です。でもまだまだ自分も全然未熟だし足りないところがいっぱいある。この曲の気持ちを忘れたらあかんぞ!って自分への戒めの曲でもあります。

——今の時点の夢はなんですか?

 今回EYSでのイメージや目標を入れて作ったのが6曲入りのミニアルバムだったんで、次はほんとにフルアルバムを作りたい。まだ東京と大阪と京都しかツアーをやってないんで、違う地域で、全国でやりたいとは思いますね。

——関さんにとって、音楽とは?

 うわー、めっちゃむずいですね。音楽とは……継続されるもの。Keep ONだけに(笑)。やっぱり聴く人がいるから、僕らも続けられるし、自分のそういう音楽を継続していきたいなって思いも込めて。

——最後に、Keep ONを読んでいる、夢を持つ人へ一言お願いします。

今その頑張っておられることを継続して、いろんなことあると思うんすけど、続けていけば何か新しいことが待ってる。僕も頑張ります、Keep ONしましょう!(笑)

取材・文●田中美沙輝


関さんが歌を歌ううえでいちばん大事にしていることなどに
ついて伺った本編は、 Keep ON 本誌 Vol.22で!

PROFILE

関 義哉
(せき よしや)

京都府出身。2009年に「1分間の深イイ話」で新選組リアンのメンバーとして選ばれる。新選組リアン解散後、EYSとしては、京都を中心に2015年2月21日より本格的に活動している。2016年3月21日渋谷ビレッジクラブにてソロイベント、4月2日には「YES I do!!! vol.7」が開催される。

INFORMATION

1st MINI ALBUM
『YES I Do!!!』
2000円(tax in)

EYS 1st MINI ALBUM 「YES I Do!!!」

2015年10月10日発売

収録曲

1.一線ブレイクスルー
2.ルーズブルーズ
3.ヒカリノカゲ
4.YES I do!!!
5.ドライブユアピース
6.ルカ214

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