大城　これ自分だけかもしれないんですけど、一人でソロとして歌うときと、Sky's The Limitとしての歌い方は絶対違うんですよ。
山本　俺も違うな。
大城　たぶん、4人並んだとき無意識にSky's The Limitの大城として歌うスイッチが生まれていると思うんですね。

全員　そうですね。
山本　あと歌い方とか声の出し方みたいなのが4人全員違うんで、いろんな出し方があるんやな～って。それを自分に取り入れたりしてできるようになったり。
前田　あとやっぱり一人でもピッチがずれたら不協和音に聞こえてしまうから、音程を合わせるようになりました。

前田　そうですね。それは意識しています。

前田　僕あの～嫁と子供２人いるんですけど、今離れて暮らしてて……あ、離婚してないですよ？

前田　家族とは毎日テレビ電話してるんですけど、なんでステージで歌ってるんだろうって考えたら、やっぱり家族のために歌っているのもある。歌っているときに家族のことを思ったり、子供のことを思ったりしてます。
若江　家族と離れてから、すごい歌も上手なんですよ。もともと上手ですけど。なんか背負ってるもんちゃうなって。だからこれからも離れていてください。
前田　えっ（笑）。
一同　ははははは（笑）。
大城　僕はですね、ちょっとわかりづらいと思うんですけど、大切な人のことを思うのは、ダラダラ怠けてて、ああ何しようかなーって思ってるとき。大切な人を思い出し、大切な人からもらった言葉を思い出して、ああダメだ練習しようみたいな、喝を入れるんです。

前田　山本はすごく社交的で、人とのつながりを大切にするし、すぐ人と友達になれる"いちゃりばちょーでー"（沖縄の方言で一度会ったら皆きょうだいという意味）的なものを持っているので、そこはなるほど、盗もうって。
山本　でも俺は逆に、それがいきすぎると……
前田　人にだまされる？　はは（笑）。
山本　うん、そう（笑）。なのでその辺のバランスを、ひでぽん（前田）から教わる。あと、大城はもういちばん素直。
前田　大城は本が大好きで。ライブのMCでも言葉がスラスラ出てくる。そこは見習わないといけないなって。
山本　僕は感覚で生きているところがあって。でも彼（大城）はもう少し考えてって、冷静な判断ができるから。
若江　感情（山本）と、論理的（大城）。

大城　それはどっちがモテるんですかね？
山本　ちょっと今それ関係ないやん！（笑）。
若江　例えばデートでここ行きた～いってなったとして、（大城は）「ちょっと待てよ、このプランは……」ってなる。それ絶対言うやんな？
大城　絶対言う。
若江　たくじ（山本）は、このプランとこのプランがあるとしたら、「どこ行きたい？」って（デート相手に）聞いて、「じゃあそこにしようかー」ってなる。どっちがいいですか？

山本　まあやめよーって（笑）、もう話ずれちゃった（照）。