UVERworldが作り出す楽曲は、なぜこんなにも多くの人の心をつかんで離さないのか。それは彼ら自身が日々戦い、挑戦し続けているからではないだろうか。行動してきたからこそ発信できるメッセージが彼らにはある。
ここでは、TAKUYA∞(Vo)に「ナノ・セカンド」について聞く。どの楽曲よりも強いメッセージを感じるこの曲が生まれたきっかけとは。彼がこの曲に込めた思いとは。
UVERworldが作り出す楽曲は、なぜこんなにも多くの人の心をつかんで離さないのか。それは彼ら自身が日々戦い、挑戦し続けているからではないだろうか。行動してきたからこそ発信できるメッセージが彼らにはある。
ここでは、TAKUYA∞(Vo)に「ナノ・セカンド」について聞く。どの楽曲よりも強いメッセージを感じるこの曲が生まれたきっかけとは。彼がこの曲に込めた思いとは。
女の子には響かんくてもいいかなーって(笑)
—— 3曲目の「Collide」の、戦いを挑まなければ負けることもないというような歌詞が、夢は自分で追いかけなければかなうこともないという意味に感じました。
その言葉は女の子には響かんくてもいいかなーと思ってた(笑)。意味わかった? この後の歌詞。
—— ピンとはこなかったです(笑)。
そうなんや。その、シングル1枚を通して、バランスが取れればいいかなと思っていて。2曲目(「言わなくても伝わる あれは少し嘘だ」)のほうが女の子がはまりやすい、感情移入しやすいんじゃないかと。3曲目が男どもがさらに感情移入しやすいよう、2番の歌詞とかは構成してるんやけど。え、質問なんやったっけ? そこピックアップされると思ってなかった(笑)。
—— (笑)「Collide」の歌詞は、夢は自分で追いかけなければかなうこともないという意味が込められているように感じたのですが……。
今、仲間がすげえたくさんいて。でも楽しく仲よしこよしやってるだけじゃなくて、そいつらとすごい競い合うわけ。今もその仲間のうち4人と、誰がいちばん初めに音を上げるか勝負しようって、毎日10キロ走ってる。で、今86日目やねん。だから4人とも86日間走ってん。
—— 4人とも86日間……!
台風のときも、一人はグアムに旅行行ったときも。俺はもう3年間走り続けてるから、わりと日常で10キロ走ってるけど、そのうちの一人、二人は、戦う、挑むみたいな。挑まずに逃げてったやつもいたし。なんかそういうような状況が、「Collide」の歌詞を考えてるときにあって、この詞が出てきた。
—— そして、「Collide」が挿入歌として使われている映画『新宿スワン』、ご覧になった感想をどうぞ!
面白かった。想像以上に。原作も読んでたから。でも原作以上に、奥行きっていうか人間関係のドロドロした部分とか、心情みたいのがすごい描かれてて。なんかすげえ俺、感動したし、笑えたし、いい映画だなーと思った。
取材・文●井上有佳里
夢をつかむために経験してきた"挫折"について伺った本編は、
Keep ON本誌
Vol.21で!
UVERworld
(ウーバーワールド)
▲ 写真L→R
彰(G)
真太郎(Dr)
誠果(Manipulator&Sax)
TAKUYA∞(Vo)
克哉(G)
信人(B)
滋賀県出身のロックバンド。2014年にサポートメンバーだった誠果が正式加入し6人編成に。今年は代々木第一体育館4daysを含めた"UVERworld LIVE TOUR 2015"と9月から12月にかけて"UVERworld"15&10"Anniversary TOUR"を開催することが決定している。
27th SINGLE
「僕の言葉ではない
これは僕達の言葉」
1204円(+tax)
2015年05月27日発売
収録曲
1.僕の言葉ではない これは僕達の
言葉
2.言わなくても伝わる あれは少し
嘘だ
3.Collide