夢を現実に変える方法とは?夢に悩むすべての人へ送るWEB限定連載!

 How to make YOUR dream reality 
連載Vol.02 「ダンスで飯を食おうと決めた理由」

何を目指したらいいのかわからない——。夢って何?——
連載Vol.02「ダンスで飯を食おうと決めた理由」では、
夢を見つけ出すにはどうしたらいいか、
ISOPPさんが数ある職業のなかでなぜダンサーを選んだのか、
その秘密に迫ります。

2016.01.06(Wed.)UP

撮影・取材●村田ゆずか、今村栞 文●村田ゆずか

これだけは諦めきれないものが夢

("好き"が"夢"に変わった瞬間は)夢って呼べるぐらいのものが、それしかなくなったんだよね。誰だって昔にさかのぼるほど可能性がいっぱいあるし、夢がいっぱいあった。それがだんだん狭まってくる、それで、これだけは諦めきれないって残ったのが"夢"なんだよ。ちっちゃいとき、僕は「宇宙刑事ギャバン」になりたいとか、空飛びたいとか、突拍子もないこと言ってたわけさ。それをだんだん一個一個諦めていく。でも残った、これだけは譲れないってなったのがダンスだったんだよ。 「あ! たぶんこれだなぁ、これが夢なんだろうな」

って。これだけはやらないと気が済まねぇ! っていうものがそうなんだろうなって。だから具体的になっていったし、コントラストがはっきりしていった。削ぎ落とされてこれが残りました、みたいな感じやったと思う。前回の記事に「男と一緒だよ」って書いてたじゃん? それに似てるよね。ちっちゃいときって、「○○くんも好き! ○○くんもいいなぁ。どれにしよっかなぁ」みたいな。でも、「いろいろあったけど、やっぱり私はあなたのことが好き」って。諦めきれない人が最後に心に残る。そこにずっと残るんだよ。それが夢なんだよ。きっと。

モテるためにはどうしたらいいですか?

モテるっていうのは、男にモテる・女にモテる両方を言う。
だから、ピーピーキャーキャー女に騒がれるとか、女性なら男にモテるってことだけでなく、
"同性のファンもいる"っていうのがミソ。
例えば僕は男だから、「ISOPPさ~ん! いやぁかっけぇっすよぉ」みたいに
男がいっぱい寄ってくるほど、女にもモテるよ。
同性から好かれる人は異性からも絶対好かれる、っていうのがひとつのポイント。

あとは、自分の中でモテることを許可する。「モテるでしょ?」「いやぁ~そんなことねぇっすよ」とか、何言うてんねん! ダンサーとか人前に立つ人は、モテるってことに誇りを持ったほうがいいと思う。日頃から人と違うことを鍛錬しているから、人よりすごい技ができたりすごいトーンが出たり素晴らしいダンスができる、歌を歌えるわけでしょ? 人より目立つことで、「あの人すごい」「近寄りたい」っていう興味

が、見る人に湧くわけじゃん。だからステージを降りた後に「サインください」「握手してください」「写真撮ってください」っていうのが来ないとダメだよ。終わった後ファンが誰も来ないっていうのは魅力がないっていうことだから、ステージはやめたほうがいいよ (笑)。それはギャラ泥棒 (笑)。「モテるでしょ?」「は? 何言うてんの当たり前やろ」ぐらいの感じで、モテることに対する恥ずかしさを捨てる。

モテるためにはどうしたらいいんだろうって、アーティストは絶対考えたほうがいいよね。
それはステージにも生きてくる。
魅力的な自分になるためには、人を魅了するためにはどうしたらいいんだろう
って思うことと同じだからね。

東京スクールオブミュージック&ダンス専門学校(TSM)の体験入学では、
インタビューに答えてくださったISOPPさんのレッスンが実際に受けられるんです!

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