夢を現実に変える方法とは?夢に悩むすべての人へ送るWEB限定連載!

 How to make YOUR dream reality 
連載Vol.01 「好きなはずなのに楽しめないとき、どうしますか?」

好きなはずなのに楽しめない ——。続けてきたのに迷いが出てきてしまった——
連載Vol.01「好きなはずなのに楽しめないとき、どうしますか?」では、
夢を現実にしたISOPPさんが、まだ夢が夢でしかなかった
みなさんと同じ年の頃から、実際にされてきたことについて伺いました。

2015.11.07(Sat.)UP

撮影・取材●村田ゆずか、今村栞 文●村田ゆずか

男と一緒だよ(笑)

「好きなはずなのに楽しめない。そんなときには……?」

そういうときはしない。全然違うことして逃げる。好きだからまた戻ってくるから。男と一緒だよ(笑)。結局好きだったら私のところに戻ってくるんだろ、みたいな(笑)。その前の段階で楽しくなる工夫はしてた。"身体がしんどいから、今日はいい練習にならなそうだなぁ"って思ったら、家のDJブースで今日練習するときにかけるMIXテープを作って、そのほやほやの音源を持って練習場所に行くとか、気分が上がる曲を爆音で聴きながら練習場所に向かうとか。いい一日を終えるために狙いを定めて、瞑想もしてた。それでもだめなときはしな

い。ゲーセン行ったりカラオケしたり、他の遊びをしてた。でも遊んでても「いやぁあかんねん。ダンスがやりたいねん。でも……」って、ぐちゃぐちゃなんだよ頭の中が。そういうときは、いろんなひきだしを"あぁでもない""こうでもない"ってやってたね。そしたら、ひきだしが増えてくるんだよね。
しばらくすると、まただめな波長が来る。そうなったら、前回どうやったっけ?みたいに、ひきだしを片っ端から開けていく。「あぁ! こうやって切り抜けてきたな」 みたいになる。でも最終手段はもうね、テキーラ飲むよ(笑)。

ISOPP TSM体験入学レッスン風景
ISOPP TSM体験入学レッスン風景
「きた! スランプや! きましたね〜!」

休んでいる間にライバルに追い抜かれる恐怖があるからこそ

(練習を重ねてもスランプに陥ってしまったときは)休む勇気も必要なんだよね。休んでると、"こうしている間にもライバルたちが"って思うんだよ。そう思えればまだまだやれる。練習をしすぎて、練習やめちゃってるようなときには、"まぁええか。あのときくそほどやってたし! ちょうどええやろ! イーブン‼︎"みたいに思える。考え方だけど(笑)。ただね、人と比べること自体がもうナンセンスなんだよなぁ……。でも10代20代はやるなら勝て! 出るなら優勝!だからね。それは正しいんだけど、休む勇気もいるね。いつも生徒に言うのは、「階段と一緒で、"踊り場"っていう平坦なところ、伸びない時期が絶対ある。そこをどう楽しく過

ごすかで決まるよ」ってこと。
「あぁ~もうあかんわ。俺だめだ、スランプや」っていじけて、もういいや、って勝手に自分で階段下りていくやつもいる。でも上ってって上ってって、平坦な踊り場に来たとき、「きた! スランプや! きましたね~! ということは、上ってきたから踊り場なんですねぇ!」みたいに思って楽しく平坦な時間を過ごしていると、何名かのライバルは勝手に自分で階段を下りていく。だから、スランプが来たらワイワイやる。
そしたらね、勝手に伸びるよ。まあこれも考え方だけどね。無理やで、ず~っと上っていくのは。
みんな伸び悩む時期はあるんじゃない?

読者の方やKeep ONを置いてくださるお店の方などのお問い合わせを受付中!